ヤクルトの効果の絶大さを知った

2年ほど前、私は「機能性ディスペプシア」を患いました。機能性ディスペプシアとは、検査で異常が見つからない胃の不調全般のことをいい、その症状は千差万別です。私の場合は、吐き気と胃の不快感、ひどい食欲不振といった症状でした。これらの症状が、絶えず半年以上も続いたのです。もちろん病院には通っていましたし、薬もきちんと服用していましたが、全く好転を見せない病にほとほと疲れ切ってしまいました。

そんなある日、スーパーで、胃腸に関連した飲料類が置いてあるコーナーが目に留まりました。中でも私が関心を寄せたのは、パッケージにでかでかと「胃で働く乳酸菌」と書かれた商品でした。そうか、自分でどうにもできないのだから、菌に助けてもらおう。私はそう思い、その商品を手に取りました。それから毎日、2か月ほど、その商品を飲み続けました。

1本130円の商品を毎日、というのは、薄給の田舎者には痛手でしたが、健康のためには仕方がありません。胃が食べ物を受け付けてくれない日も、どうにかこの商品だけは飲んでいました。しかし、この商品からは、私が期待するような効果は得られませんでした。私は諦めてその商品をスッパリ辞めました。

しかし、「菌に助けてもらう」という点にはまだ惹かれていた私は、次にヤクルトを手に取りました。ヤクルトには、特に「胃で働く」といった文言はありませんでしたが、不味くはないだろうという点や、体に合わないということはないだろうという点、なにより1個あたりの量が少なくて済む点に惹かれたのです。

そして、ヤクルトを飲み始めて何週間かすると、それまでどうにもならなかった胃の具合が改善し始めたので驚きました!私の場合、胃とともに腸の動きも悪くなっていたので、そちらが改善されたのが良かったのかもしれません。そして、ヤクルトを飲みはじめて約半年、私の病気は無理なく社会生活を送れる程度に改善されました。もちろん、今でもヤクルトは毎日愛飲しています。

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